JMSサービスでのJBossの実装では、RDBMSを使用して、永続的なトピック・サブスクリプションと、そのサブスクリプションに関連付けられるユーザーのサポートが提供されます。
TimesTenは、JBoss JMS用のRDBMSとして構成できます。付録Aに示す2つのXMLファイルtimesten-jdbc2-service.xmlおよびtimesten-jdbc-state-service.xmlによって、TimesTenデータソースと互換性のある構成が提供されます。この2つのファイルは、TimesTenJMSと呼ばれるデータソースを参照します。このデータソースは、前述のTimesTenJMS構成で定義されています。
この構成を有効にするには、timesten-jdbc-2-service.xmlおよびtimesten-jdbc-state-service.xmlファイルを、JBoss Serverのdeploy/jmsディレクトリにコピーします。このディレクトリにあるJMS RDBMSの以前の構成ファイルはすべて削除します。JBoss Serverの起動時に、必要なJMSメッセージおよび状態を示す表がTimesTenJMSデータ・ストアに自動的に作成されます。